2019.3.20 議場にて一般質問を行いました。・神戸市 須磨区 給食環境 対応 問題・神戸市 灘区 いじめ 対応 問題

・神戸市 須磨区 給食環境 対応 問題
・神戸市 灘区 いじめ 対応 問題

子ども達にとって給食は楽しみの場であり、コミュニケーションをとる大切な時間。

「いじめ」を受けた被害生徒や保護者の必死の訴えを潰すことは許されない。

「いじめ」を隠したまま、許される世の中を変える必要がある。

日本維新の会 三木しんじろう 2019年3月20日

【一般質問内容】 再質問・答弁は後日アップ致します。

現代社会において、そして未来に向けて、

全ての家庭の、「出産」や「子育て」に対しての不安を取り除く為、

子供たちの「いじめ」や「虐待防止」の為、

そして、「教育」に対して

今後も行政は真実と向き合い、より一層、力を入れていく必要がある。

子供達にとって、知識や経験は成長していく上で非常に重要なものであり、身についた知識や経験は、個々の大事な財産となるものである。子育て環境や教育環境は、時代やニーズに合わせて、仕組みや方針を見直す必要があり、変化しなければならない。

下記、質問をさせていただく。

 

・給食における食物アレルギー対応について

小学校給食は、「食育」の面から児童生徒にとって重要な役割を持っている。

学校生活のなかで、給食は毎日あり、子供達にとっても、楽しみの時間であることは言うまでもない。

文部科学省・厚生労働省・農林水産省 の食生活 指針にも、

「子供の頃から、食生活を楽しむ態度を育むことは重要であり、そのためにも、家庭や学校、地域社会で、子供の頃から、食品の安全性を含めた「食」に関する「正しい理解」や「望ましい習慣」を身に付けるための学習の機会を提供する環境づくりが必要」 とある。

先日、予算特別委員会 総括質疑の答弁の中でも、長田教育長は、給食は「おいしく・楽しく食べる」ものであるということを言われていた。  まさにその通りだと思う。

そうした中、現在の日本の社会において、子供達の食物アレルギー対応は重要な課題の1つである。

須磨区のある小学校6年生の保護者から相談を受けた。クラスの中に重度の食物アレルギーを持つ児童生徒がおり、飛沫による食物アレルギーの発症を避けるために3年生から6年生の2学期の間、クラスに関係なく学年全員の生徒が、「話をしてはいけない」という指導があり、給食の時間は話すことができず、約3年10か月の間、過ごしてきたとのことであり、残り少ない小学校生活をなんとか給食の時間、楽しく会話をしながら食べさせる事はできないか、という相談内容だった。

私自身も、この小学校の給食の時間に見に行ったが、学年の教室から子供達の話し声を聞くことはなかった。

教育委員会に話を聞いたところ、この学年に、重度の牛乳アレルギーを持った生徒がおり、飛沫を防ぐために学校は3年生から学年全員に「最低限の話だけはして良い」と指導をしていたとのことだった。私は、複数の保護者の方々から「給食中は話してはいけない」と指示があったと聞いていたが、教育委員会は、その様な指導は、していないと否定し、保護者と教育委員会の認識の違いは現在も平行線のままである。食物アレルギーを持つ子供に対して、飛沫も含めて、発症を未然に防ぐ対策は当然必要だが、アレルギーを持たない生徒に対しても話してはいけないという指示は、食事を楽しく食べる環境を奪ってしまっているのではないか?

平成30年9月末現在、神戸市の幼稚園・小・中学校・高等学校・特別支援学校などでアドレナリン自己注射薬、いわゆるエピペンの持参 児童生徒数は、525名おり、食物アレルギーを発症する原因には、牛乳や小麦・大豆など多くの種類がある上、その日の体調や食べた後に運動をすることによって発症することもある。

また、小学校を卒業しても、中学校に入り選択すれば、給食は続く。

神戸市においては、「アレルギー疾患対応マニュアル」などがあり、食物アレルギーの対応策はある中、教育委員会として、今回の事案に対しての見解、そして、食物アレルギーを持っていない、同じクラスにいる子供達に対してどの様な対応をしているのか、見解を伺う。

  • 「いじめ」問題について

2018年10月、灘区のある小学校6年生の男子生徒が長年にわたり、「いじめ」を受けていることが発覚し、保護者の方から相談を受けた。

被害生徒は、4年生から2年以上も「いじめ」を受けており、人気のない場所で暴行を受け、金銭を取られ続けていたことを涙ながらに両親に打ち明けたのである。被害生徒の両親は、子供の告白を聞き、学校に対して助けを求めた。それに対し、学校での共同生活を通じて起こったにも関わらず、学校は「学校外で起こったことだから関与できない」とし、被害生徒から話を聞くことはしなかった。

両親は、警察に助けを求め、被害届を出し、警察の調査が始まり、警察の調査の結果、加害生徒は20回以上にわたり、被害生徒へ暴行を行っていることを認めているものの、恐喝し現金を取ったことに対しては、「おごってもらった」と否認をしているとのことである。

被害生徒の両親は、その後も担任や学年主任や教頭に助けを求め、学校に足を運んだり、電話をしたりしたが、話合いに校長が出てくることは一度もなく、

「警察が調査をしているので、学校は何もできない」

「警察からの指示で、学校は何もしないでほしい」

と言われていると2018年10月10日に「いじめ」を認知しているにも関わらず、被害生徒や保護者に寄り添う事はなかった。

勿論、私は、警察へ本当に「何もしないでほしい」と学校へ指示を出したのかと確認を取ったが、警察は「全く、その様な指示は出していない。むしろ学校からの協力を得ることもできない」と言っている。

その後、保護者は、公開請求をしたり、警察と話をしたり、私も教育委員会と話をして、「いじめを認知」した3か月も過ぎた今年1月10日、校長は保護者を学校に呼び出し、初めて、面会をした。

その際にも、校長は保護者に対して、「警察が調査をしているので、学校は何もできない」と繰り返した。

しかも、学校は保護者に対しての説明で、「積極的に警察へ連絡を取り対応する」と言いながらも、その後、警察へ状況を確認することもなく、警察の調査内容も全く把握していない状況であった。

「神戸市いじめ防止等のための基本的な方針」の中に・・・

いじめを認識しながら放置してはいけない、児童生徒や保護者とのつながりを大切にし、常に児童生徒に寄り添い、きめ細やかな配慮に努める。

・いじめの早期対応については・・・

当該 児童生徒 双方、周囲の児童生徒から個々に事情を聴きとり、

全体像を把握し、指導体制、方針、役割分担を明確にする。

指導方針の共通理解のもと、児童生徒、保護者に対応し、事案に応じて教育委員会、関係機関と連携する。

とあるが、全くその機能は果たしていないのではないか? 見解を伺う。

また、この件について、加害生徒は、金品強要について否認しているものの、被害生徒は、2年以上にわたり暴行を受けており、その内容についてはメモに記している。学校を連続して欠席している状況から見ても、これは、いじめの「重大事態」に当てはまるのではないのか?重ねて、見解を伺いたい。

 

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