令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について

令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について

【調査の概要】
(1)実施時期
令和4年4月~7月の間に各校において実施
(2)実施学年
・小学校5年生(義務教育学校前期課程、特別支援学校を含む)
・中学校2年生(義務教育学校後期課程、特別支援学校を含む)
(3)内容
①実技に関する調査(8項目) 握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン(中学校は持久走も選択可能)、50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げ(中学校はハンドボール投げ)
②運動習慣等に関する児童生徒質問紙調査
③学校質問紙調査
【結果の概要】
(1)実技に関する調査
・体力合計点は、小中学校ともに全国平均を下回っているが、小学校男女、中学校 男子については、昨年度より改善した。
・小学校男子は、50m走、ソフトボール投げを除く種目で昨年度より改善しており、上体起こし、立ち幅跳び、ソフトボール投げは、全国平均を上回っている。
・中学校女子は、全ての種目で昨年度より低下している。
(2)児童生徒質問紙調査
・小中学校ともに「体育・保健体育の授業は楽しい」と回答した児童生徒の割合は昨年度に引き続き、約90%となっており、全国平均を上回った。
・小中学校とも「体力テストの結果や体力・運動能力の向上について、自分なりの目標を立てている」と回答した児童生徒の割合が約70%となっており、昨年度より改善している。
【今後の対応】
調査結果について、今後有識者等からのご意見を踏まえながら分析・検証し、「運動内容の改善」「運動意欲の向上」「運動機会の確保」の3つの視点を踏まえながら、児童生徒の体力向上の取組につなげていく。