2019.12.27 今年最後の「文教こども委員会」が開催されました。

委員会の冒頭に、前回(11月29日)の文教こども委員会で「陳情第15号」に対しての虚偽説明・虚偽答弁を行っており、教育委員会から謝罪がありました。

https://www.city.kobe.lg.jp/documents/12583/kodomor011129-3.pdf

陳情に関して、私からの質問に対しても教育委員会は「虚偽答弁」を行い、あたかも教育委員会が被害者に対して真摯に対応しているように説明を行いました。

この陳情は、「採択」となり、前進していくこととなりますが、各議員から陳情に対しての結論を出す上で教育委員会からの説明は重要であり、影響力があることは言うまでもありません。

虚偽説明は、他にもあり、児童生徒課に対して、内容の確認を要請しました。(要請内容は下記になります)

児童生徒課への要請内容

前回11月29日の文教こども委員会で、教育長は、4つの項目について御説明されました。この件についても、全く事実と異なると思います。

1つ目は、「当該児童の保護者の要望により、当該児童から詳細な事実関係の確認ができず、当該児童が話したとされる内容を保護者から間接に聞くにとどまった。

→ 

①2006年2月7日に片寄校長は当該児童から直接事実確認のため、話をした記録がある。

②同、2月9日にも春名教諭・今木教諭・当該児童の3名でも話合っている。

③2006年3月6日、小学校にて片寄校長・おさなが教頭・今木教諭・当該児童・保護者と

話し合いを行っている。

2つ目は、関係児童の保護者1名から子供から事情を聞かないでほしいといった趣旨の申し出があり、関係児童1名からは事情を聞くことが困難になった。

2006年2月20日~24日まで12家族に事情を聞いている。

この12家族ですが、関係児童1名からは事情を聞くことが困難になったとされる児童も含まれており、事情を聞いている。

3つ目は、関係児童に対する警察の取り調べが始まってからは、関係児童から事情を聞くことが困難になった。

2006年3月7日に関係児童を集め、いじめの2次被害である「風評被害」の調査を実施している。

そして、山本教育委員(当時の教頭)が再度、2006年5月30日に関係児童を呼んで再調査を行っている。

4つ目は、当該児童が指定外通学を申請し、転校することになり、事実確認ができない状態が続いたことから、十分な調査が行えず、「いじめ・恐喝」があったかどうか、教育委員会は判断できなかった。

当該児童と保護者は、一貫して事実関係を明らかにするように訴え続けている。

転校後も、代理人と何度も学校に行き、調査を要望している。さらに、幾度も陳情を出し、面談の希望も出してきたところである。

各報告について、下記の質疑を行いました(一部)

神戸市立高等学校における学校事故に係る調査報告書について」

・報告書の結果を踏まえて、教育委員会から学校に対して、指導方法の問題点ついてなど、改めて話をしているのか?

飛び降りた児童と保護者に対して、報告書の説明・謝罪を速やかにするように要望

・報告書の提言の中にもあるが、スクールロイヤーの活用や第三者機関の設置についても早急に対応していただきたい。

教員間のハラスメント事案に係る調査委員会への資料提出漏れについて

・第三者委員会への教育委員会の対応については、問題があり、少人数体制で対応していたこと。

少なくとも、事務仕事に関しては補助をつけるなどし、管理職がダブルチェックを行い、このようなことが二度と起こらないように体制の見直しをしていただきたい。

こうしたことにより、第三者委員会は2020年の3月末までに調査報告書が完成することになった、この延長された期間に関しても、税金が投入されていることを忘れないで頂きたい。

運動会・体育大会における組体操の禁止について

・骨折などケガをするリスクがあるものに関しては、やめるべきであったと思う。

しかし、市長も「組体操をやめるべき」だと発信しているが、対案がなかったと思う。

今後、組体操に代わるものをどうするのかお聞きしたい。

組体操はやめるが、来年の春には運動会が始まる学校がある、他都市の事例を含めて研究する必要がある。

・以前の委員会で提案しましたが、「ハカ」はとても良いと思う。

各学年で練習して、運動会では全校生徒で行うなどしたら、迫力もあり達成感も得られるのではないかと思う。

今後、学校現場に丸投げするのではなく、生徒からの意見を取り入れ良いものができればと考えている。

中学校給食の魅力化(案)について

・保温食缶・保温カート・親子方式、それぞれのモデル校は、候補校は絞っているのか?

今後、動きがあれば教えていただきたいと思う。

・保温食缶・保温カート・親子方式を導入することになれば用意や片付けの時間がかかるため、給食を食べる時間(現在約20分)も見直す必要があると思う。

・以前の常任委員会で牛乳の選択制について提案させていただいたが、これを実施していただくことにより、食品ロスが減らせるかと思う。

ミルメイクも人気が高いと聞いている。これも中学校の給食に選択し頼めるなど、考えてみたら良いと思う。

 

令和元年12月27日 教育委員会 報告 平成29年12月22日に発生した神戸市立高等学校における学校事故に係る調査報告書について 資料(PDF:679KB)
報告 教員間のハラスメント事案に係る調査委員会への資料提出漏れについて 資料(PDF:278KB)
報告 運動会・体育大会における組体操の禁止について 資料(PDF:284KB)
報告 中学校給食の魅力化(案)について 資料(PDF:242KB)

 

 

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