夜間に行われた、令和4年度「神戸市・兵庫区総合防災訓練」に参加させていただきました。

令和4年度「神戸市・兵庫区総合防災訓練」に参加させていただきました。

南海トラフ地震が夜間帯に発生することを想定した訓練・夜間帯における地域防災力の向上のための全市総合防災訓練・兵庫区総合防災訓練が行われ、参加させていただきました。
タイムスケジュール
【第一部】 
 16 時30分 和歌山県沖を震源とするマグニチュード9.0の地震発生 (兵庫区震度6弱想定)
 17 時 00 分
①災害時要援護者安否確認訓練、②住民避難訓練、
③兵庫警察署・兵庫消防署による救出・救助訓練、
④ドローンによる住民避難誘導訓練、
⑤避難所開設訓練
【第二部】
夢野の丘小学校で実施
18 時05分 開会式
18 時20分 各種体験型訓練等
(車いす操作体験、災害VR体験、自衛隊装備品展示、テ ント・段ボールベッド等組立体験、外部給電接続訓練、自衛隊による炊き出し訓練)
19 時35分 外部給電を活用した避難所内の照明点灯訓練
19 時40分 閉会式
19 時45分 自衛隊による炊き出し配布
20 時00分 訓練終了
照明ドローンによる夜間の避難誘導について
ドローンは、様々な分野での利活用が進められているところであり、本市においても、ドローン事業者と協定を締結し、災害時の有効な利活用に取り組んでいます。
夜間帯に地震が発生した際は、光源の確保がしにくい等、住民の方が安全に避難する上での課題があることから、ドローンに照明器具やスピーカーを搭載することで、夜間においても安全な避難行動を実現できないか検討しているところです。
この夜間避難訓練において、照明ドローンによる夜間の避難誘導に関して、知見を蓄積し、課題を洗い出すことで、今後のあるべき夜間避難の検討を進めていきます。
避難所での電気自動車活用について
(「給電サポーターマッチングシステム」実働訓練)
本市では、災害時に大規模な停電が発生した場合に備えて、自動車販売店(日産・三菱・トヨタ)から電気自動車等の電力供給のできる電動車の提供を受ける災害協定を締結しています。
その運用を効率的にサポートする「給電サポーターマッチングシステム」の開発を神戸市×AI防災協議会×神戸地区トヨタ販売店の産学官連携により進めているところです。
このたび、この夜間避難訓練の中で地域住民と神戸地区トヨタ販売店が連携し、「給電サポーターマッチングシステム」を活用した実働訓練を実施します。システムを活用し、近隣の自動車販売店から電動車を配送し、到着した車両から避難所(体育館)に給電を行います。