「出産一時金増額の検討」について

「出産一時金増額の検討」について

「政府は出産育児一時金を増額する検討を行う」との報道がありました。
出産費用の全国平均は約50万円であり、現状の出産育児一時金の42万円では足りていません。
最低でも50万円に増額するべきだと思います。
また妊婦健診も国により、14回までしか補助されておらず、それ以上の健診は保険適用されず自己負担となっており、この制度も拡充する必要があると思います。
低出生体重児の為の支援や産後ケア事業の利用者負担なども所得に関係なく支援を行うべきだと思います。
 
2022年3月1日 令和4年予算特別委員会第3分科会〔4年度予算〕こども家庭局へ出産費用について質疑いたしました。
 
◯三木しんじろう
出産費用については国の補助があるが、出産費用もどんどん高くなってきていることから、42万円では足りない現状がある。
そして、妊婦健康診査に関して、14回程度の補助が出ているが、15回以上になれば実費ということになっている。
出産費用や検査費用、そして、低出生体重児のための色々な支援を行うべきだと思う。
 
今現在の神戸市の対応について(2022年3月現在)
 
1)出産費用について
国の支援策として、神戸市は、出産育児一時金として1児につき42万円支給しているが、出産費用がそれ以上かかった場合は自己負担か?
 
回答)出産育児一時金は健康保険の制度ですが、それ以上かかった場合は自己負担となります。
 
2)妊婦健康診査について
15回以上の妊婦健診が必要となった場合は自己負担か?
 
回答)15回目以降(多胎の場合は20回目以降)は自己負担となります。
 
3)産婦健康診査助成事業について
産後1か月券(5,000円)産後8週未満に使用できることになっているが、拡充しないのか?
 
回答)神戸市では医療機関が必要と判断した場合には産後2週間健診(5,000円)も実施しております。また、拡充の予定はありません。