2021.9.01 「教育こども委員会」での質疑内容。

<教育こども委員会>

中学校給食について

  • 子ども達や保護者から早急に進めてほしいという声は教育委員会には伝わっていると思う。給食委員会の中でも、「重要度」と「緊急度」が高いと指摘されている。

給食センターの件だが、神戸市が所有している土地に2ヶ所整備を行い、約18,000食を対応するとのことであるが、この給食センターの場所はどこになるのか?

  • 給食センターを建設することにより給食の提供ができる他、雇用にも繋がる。

また災害時の食べ物の提供の場としても神戸市でも活用できる。

その一方、建設時の騒音や匂いの問題なども出てくる可能性がある。

地域には丁寧な説明と理解をしていただくことが必要と考えるが、候補地が決まっているのであれば、この辺りもしっかりと進めていただきたいと思う。

  • 調理能力・配送機能・回収費用・温度管理の面からみて「親子方式」を採用できる学校は限りがあると思う。「親子方式」を採用する学校は決まっているのか?
  • これは学校現場へもしくみ変更や整備が必要となる。

小学校の給食に悪影響ができるようなことはあってはならないので、こちらも早期に計画を示していただき、児童・保護者・学校現場に分かりやすく説明を行っていただきたい。

  • 給食の時間について

給食になると小学校同様、準備と後片付けを行う必要がある。

現在、給食時間は約20分となっているが、資料の中には他都市の状況もある。

給食の時間を増やすために、どう1日のスケジュールを変えるのか、給食委員会の中でも各学校現場の判断で決めたいとの意見があったが、給食の時間に関してどうなっているのか?

調理室と教室の距離など各学校によって環境が異なる。ある程度の目安は教育委員会が示すべきだと思うが。

  • 全員喫食が行われるまでの間、ランチボックスデリバリー方式を保温食缶を活用して温かい給食を提供するということですが、これはいつから始めますか寒くなる季節の前には導入していただきたいたいが?

●基本方針(案)は出たが、私自身は実施方針、これを早急に決めていただきたいと要望する。

神戸市立工業高等専門学校について

  • 大学法人による一体運営について

外国語大学との一体運営を優先的に検討すべきとの結論に至ったとある。これは外国語大学にとってもメリットがある必要があると思うが、その辺りはどうか?

  • 大学法人による一体運営について

外国語大学との一体運営を優先的に検討すべきとの結論に至ったとある。

グローバル人材の育成ということで、語学というのもかなり重要かと思うが、外国語大学にとってもメリットがある必要があると思うが、一体運営についてどの様に進めていくのか?

神戸市の施策との一体性確保と連携の推進とあるが、

神戸市内への就職神戸市内に就職したい会社がないと意味がないが、他部局との連携も必要である。その辺りの考えをお聞きしたい。

  • 「神戸市立工業高等専門学校の今後のあり方検討委員会 報告書」のP37にある、

・独自の基準による教職員の採用計画の策定と人事給与制度の設計

・独自の人事評価基準・給与制度の設定

・独自の就業規則の設計

とあり組織の柔軟性を高める運営形態の見直しは必要だが、同時に客観的なチェック機能も必要だと思うが?

コロナ感染の対応について

  • 9月1日本日から学校が始まり、一斉に学校に集まるわけだが、子どもが学校内で感染し、家に帰って家庭内でクラスターを起こすという可能性もあると思う。

20、30、40代でワクチンが打ちたくても打てていない保護者の方々がいる中、保護者の症状が悪化する可能性もある。

教育委員会に確認したところ、健康局の所管であり健康局が対応するということだったが今後、学級閉鎖が学校閉鎖っていうことも考えられる中、教育委員会としてやはり対応策を発信して行くべきだと思う。

家庭内で要はクラスターが起こり、両親ともに重症化になった場合は両親が病院や宿泊療養施設に入らなければならない。

子供は無症状の場合でも保護者と一緒に施設には入れることが可能だと健康局から聞いているが病床が逼迫してきたら病床を開けるために無症状の子ども達が病院や宿泊療養施設に入れない可能性が出てくるのではないかと、保護者は不安に思っている。

教育委員会現在そのこうした状況の中で健康局と連携を取り保護者に対して何か発信するとかそういうようなお考えがあるのか?

  • 今後、宿泊療養施設が逼迫する可能性もかなり高くなると思うし、こうした可能性を踏まえて準備をしておく必要がある。

学級閉鎖や学年閉鎖が起こり、当然保護者の方は学校に問い合わせもすると思う。その辺のガイドラインもつくり、分かりやすく周知していただきたい。

教職員の懲戒処分について

  • 教職員の懲戒処分については、先日も処分者が出たというような通知があった。

ハラスメント1件と体罰2件ということだが、教育委員会として過去に色々と問題があった中、研修も行われているがこうした事案が起こっている。

教職員に対して、今後の対策はどう考えているのか改めて聞きたい。

こども家庭局

兄弟の利用にかかる「調整点数」に関して、引き上げを行うなどの「保育所等の入所にかかる利用調整基準の改正」について

  • 今回の点数の引き上げについて非常にいいことだと思っている、兄弟が同じ保育所に入所したいと希望されている保護者のうち、今一緒の保育所に入れない方々はどれ位いらっしゃるのか?

➡これにつきましては兄弟で別園に通われている方々が1287人ということになっている。

別園を希望されている、近くに新しい保育所ができたので下の子供は近くの保育所に入れようというようなことも含めまして別園を希望されている方というのもおられますし、基本的には同じ条件保育の必要が同じ条件の方については基本的には同じ施設に入っていただけるような調整点数の引き上げというのを今回実施させていただいているところである。

  • 兄弟別々の保育所に入所した場合、送り迎えだけで相当な時間と労力を費やす。

こうしたことから、入所を諦め復職も諦めている方々もいると思う。

令和4年4月1日入所分より適用するとのことだが、どの様に周知を行うのか?