令和2年6月1日~ 神戸市、シスメックス、エスアールエルが 神戸医療産業都市内にCOVID-19のPCR検査体制を構築し運用を開始します。

神戸市、シスメックス、エスアールエルが 神戸医療産業都市内にCOVID-19のPCR検査体制を構築し運用を開始します。

神戸市・シスメックス株式会社・株式会社エスアールエルの三者は、神戸医療産業都市内において官民連携による全国初の新たなPCR検査体制を構築します。

これにより、現在は神戸市環境保健研究所を中心に実施している市内のPCR 検査体制を大幅に強化する。

なお、本件におけるPCR検査には、シスメックスがSARSコロナウイルス核酸キットとして国内初の体外診断用医薬品製造販売承認を取得した、「2019-nCoV検出蛍光リアルタイムRT-PCR キット」を活用します。
https://www.sysmex.co.jp/news/2020/pdf/200327.pdf
まずは、COVID-19軽症者・無症状者 の宿泊療養施設からの退院時におけるPCR検査を実施し、段階的に100検体/日のPCR検査が可能な体制まで強化する予定です。

本取り組みを通じてCOVID-19の脅威にさらされている地域住民の身体的、精神的負担の軽減を目指します。

 

【内 容】

三者の役割 神戸市保健所が宿泊療養施設等において採取した検体を、エスアールエルが業 務管理、回収・運搬を行い、シスメックスの衛生検査所でPCR検査を実施する。

【運用開始予定日】

令和2年6月1日(月曜)

【検査場所】

シスメックスBMAラボラトリー(神戸バイオメディカル創造センター内)

【検査能力】

当初は 50 検体/日から開始し、段階的に 100 検体/日まで検査体制の強化を 予定

【検査対象】

宿泊療養施設等における退院時のPCR検査から開始(行政検査)