「こどもの意見表明支援制度」 神戸市の運用実施について

「こどもの意見表明支援制度」 神戸市の運用実施について

・2021年10月4日の「教育こども委員会」で私のほうから、「子どもの権利擁護のための意見表明支援事業」について、提案と要望。
・2021年12月に日本維新の会から提出した予算要望でも要望。
をしていたことが令和4年2月7日に神戸市でも実施されることになりました。

〈令和4年度 日本維新の会 神戸市会議員団 予算要望2021年12月提出〉
こども家庭局分
・一時保護や入所措置等に係る子どもの意見表明権を保障するため、弁護士を意思表明支援員として、子どもの意見を代弁する制度(アドボカシー)を進めること。

〈2021年10月4日「教育こども委員会」三木・こども家庭局とのやりとり(概要)〉
◯委員(三木しんじろう) 
「子供の権利擁護(ようご)のための意見表明支援事業」が、兵庫県で10月1日から実施をされるというようなことを聞いております。
もちろん神戸市も兵庫県の中にあるわけですけれども、なぜ神戸市はこれができないのか?
今後どういうような流れで導入するのか?

◯樫原こども家庭局担当局長 
神戸市におきましては、令和3年4月に国が公表いたしました児童相談所における一時保護の手続等の在り方に関する検討会取りまとめにおいて、一時保護の手続の過程における子供の意見表明の仕組みについて検討されるべきことが示されたことを踏まえまして,検討を始めたものでございまして,兵庫県,明石市の状況につきましても,随時,情報収集に努めておるところでございます。
神戸市の状況に応じた利用しやすい制度となりますよう検討を進めておりまして、できる限り早期に導入をしたいと考えております。

◯委員(三木しんじろう) 
兵庫県の弁護士会も神戸市にあるわけですし、兵庫県の弁護士会とも連携をしていただきたいと思います。
兵庫県では2021年10月1日から実施されるということですけれども、兵庫県は広域ですから、一時保護を行うということで弁護士の確保、それとまた弁護士は、子どもからの話も聞く上スキルも必要であり当然、研修も行わなければなりません。
課題は今後出てくると思いますし、弁護士の確保もしなければなりません。
神戸市として早期にやると言われましたけれども、どういうふうにやっていくのかお聞きしたいと思います。

◯樫原こども家庭局担当局長 
今現在、兵庫県弁護士会と協議を進めているところでございます。
いずれにしましても早期に開始することが重要でございまして、それにプラス、神戸市の子供さんたちにより使いやすい、保護者の方に御理解していただきやすいやり方というのを、今、早急に進めているところでございます。

◯委員(三木しんじろう)
分かりました。
アドボカシーの制度の導入はしていただきたいと思います。
神戸市に関しては、48時間以内に面談を行うようにするとか、そういうことも含めて、神戸市独自のものをつくっていただきたいと、これ要望させていただきます。