「教員の懲戒免職」官報記載に理由が記載される制度が4月1日から始まります。

2月末から検索可能期間を現行の3年から40年に延長されたものの、

懲戒免職などにより「教員免許が失効した場合」、教員免許法に基づき、官報に氏名や免許状の種類などが掲載されますが、

免許が失効しても3年たてば再取得できるため、再度、教員に応募することが可能です。

そのため、懲戒免職になっても3年が過ぎれば、他都市で教員として働くケースもあります。

今回導入されるシステムにより、再度採用される際に、教員が過去に懲戒免職になった場合の理由が分かるようになるため、

児童生徒に対するわいせつ行為・セクハラ歴といった確認ができるようになります。


この官報情報検索ツールに関しては、2019年11月、2020年10月に神戸市教育委員会へ質疑を行っております。

議事録はこちら。

2020-10-14

(三木しんじろう)

神戸市の教職員による体罰、そしてハラスメント行為、わいせつ行為などの不祥事案は、依然として後を絶たない状況であり、令和元年度の懲戒処分者数は前年度を大きく上回っております。防止に向けて取り組む上で、採用時の判断も厳格に行う必要があると思っております。
懲戒免職になった場合は教員免許を失っても3年後には再取得できることになっているため、再交付に反対する声もあります。この件は以前にも常任委員会で私からも問題提起をさせていただいたことがございます。文部科学省は、懲戒免職処分歴を教育委員会が閲覧できるシステム、官報情報検索ツールの検索可能期間を現行の3年から40年に延長すると発表されました。体罰やわいせつ行為が同じ教員によって繰り返し行われる可能性があることから、神戸市において教員の採用時に本システムを十分に活用し、適切な人材の確保に努めるべきだと考えますけれども、御見解をお伺いいたします。

(長田教育長)

教育の質の確保について、特に採用時のチェックシステムということについてでございます。

御指摘いただきましたとおり、不祥事が後を絶たない状況でございまして、児童・生徒、保護者をはじめ、市民の皆様には大変申し訳ない気持ちでございます。不祥事根絶のために、教職員の信用失墜行為に対しては今後も厳正な態度で臨むとともに、弁護士によるコンプライアンス研修等、効果的な未然防止策を実施してまいりたいと考えております。
教員の免許につきましては、教育職員免許法の規定によりまして、分限懲戒免職の処分を受けた者は免許が失効いたしますが、失効の日から原則3年を経過した後は、一般に失効した事由に関わらず、再申請により免許の再発行が可能となります。
国におきましては、免許が失効、取上げとなった者につきまして、免許の種類や失効等の事由、氏名、本籍地等を官報に公告するとともに、各自治体が採用予定者の免許状が失効していないかどうかの確認に利用できるように、公告した内容を官報情報検索ツールとして希望する自治体に対して情報提供をいたしております。
官報情報検索ツールにつきましては、御指摘のとおり、先般、文科省におきまして、児童・生徒にわいせつ行為を行った教員に対し、厳正に対応するため、処分歴等の閲覧期間を現行の過去3年から40年に延長する方針が発表されたところでございます。
本市におきましては、今年度実施の採用選考からこのツールを用いまして、最終合格予定者全員について免許の失効歴の確認を行っております。
また、従前より、志願書に懲罰の有無の欄を設け、記載内容について個人面接時に確認を行い、評価の参考といたしております。
今年度の最終合格予定者につきましては、このツールによる調査では免許の失効歴があった者はいませんでしたけれども、今後もこのツールを活用し、他都市の取組等も参考としながら、人物の見極めに工夫を凝らして、教員として必要な資質や能力を備えた適切な人材が確保できるように取り組んでまいりたいと考えております。


2019-11-29

(三木しんじろう)

教員の免許について、ちょっとお聞きしたいと思います。懲戒免職になりますと、免許法の関係で効力を失うと。免許は返納し、官報に載るわけなんですけれども。3年後に再申請すれば、またこの教員免許のほうが復活するということで、この辺についても神戸市の教員を採用する際に、他都市で何かあった場合、その辺のふるいのかけ方はどうなるのかというお話で、教育長の御答弁では、今のところないということでしたけれども、文部科学省に聞きましたらこの官報のシステムのほうがあるというような回答がありまして、このシステムを使えば、どういう処分があって、名前ももちろん出ますし、生年月日等も出ますし、採用の際にぜひこういう官報情報検索ツールというのを活用していただきたいと思っているんですが、その辺いかがでしょうか。

(志水教育委員会事務局総務部長) 

委員御指摘のように、私どももこの文科省のツールというものを、紹介は来ておったんですけども、十分理解が行き届いてなかったいう情報でございます。

今後の採用につきましては、これを十分活用しまして、今御指摘のような、例えば、他都市で何か事件があったとか、そういった状況を把握しまして適切に採用試験に取り入れていきたいと考えております。

(三木しんじろう) 

ありがとうございます。この志願書も、志願書の中、この左下の部分、賞罰の有無というのは。かなり小さいように感じるわけなんです。ですので、この辺のレイアウトもちょっと考え直していただく必要がありますので。これ忘れてましたじゃ済まないと思うんです。当然、先ほど言ったようにシステムにかけるということも大切ですし、この辺のレイアウトもちょっと変えていただくように御検討いただくことは可能でしょうか。御答弁お願いします。

(志水教育委員会事務局総務部長)

御指摘の件踏まえて前向きに考えていきたいと思います。