神戸市 市バスと地下鉄の車両への抗ウイルスと抗菌加工の実施について

都市交通委員会で私が意見を言い要望していた、
神戸市交通局の「市バスと地下鉄の車両への抗ウイルスと抗菌加工の実施」について実行されることとなり、車両に加工実施済みのステッカーも貼られることとなりました。
令和2年12月中旬より順次開始、令和3年3月末までに全車両加工完了予定です。
2020年7月7日 都市交通委員会
⚪委員(三木しんじろう)
バスに関しては、雨の中なかなか窓を開けるのが難しいと思っております。エアコンで空気の循環ができるというようなこともありますし,その辺に関しては,停車したらもちろんドアも開きますから,空気の入れ替えはできると思います。
 先日,ポートライナーと六甲ライナーが全車両抗ウイルスと抗菌加工の実施を7月3日から31日,行うということになっております。
神戸市交通局に関しては,この点を実施する予定というのはあるんでしょうか,お聞きしたいと思います。
◯小野交通局高速鉄道部長
地下鉄車両内の消毒の状況ですけれども,今のところ消毒範囲としましては現状,手すり,つり革等の消毒を,消毒液をスプレーし,ぬれたウエスで拭き取っております。
10日に1度の清掃時に合わせて実施しているのが現状でございます。
 御指摘の抗ウイルス施工ですけれども,壁や天井,シートに噴霧した薬剤が殺菌性,殺ウイルス性のあるイオン薬剤付近に発生し,殺菌やウイルスを死滅させるものと聞いております。こういった抗ウイルス施工につきましては,現在,我々本当にその効果があるのかどうかを検証含めて,地元業者と研究,今後の施工に向けて検討している次第でございます。以上でございます。
⚪委員(三木しんじろう) 神戸市バスは514台,車両のほうが208台あるというふうに聞いております。ポートライナー,六甲ライナーの全車両が162台になりますので,私は実現可能だと思います。
 それで,新交通のほうに話を聞きました。この同じような加工を行っているのは,阪急神戸線,あと近鉄もやられているそうです。この予算としては約700万円,162両でかかるということなんですけれども,先ほど御説明がありました10日に1度の消毒ということは,僕は効き目としてはやっぱり弱いと思います。
この加工をすると,説明によればですけれども,3年から5年は効果があると。これ誰かが触ったところの菌が減少していくというような効果もあるということなんです。
ですので,私は市民の方々が安心して乗っていただくためには,このようなこともやっていただくと。それで,ポートライナーとか六甲ライナー,こういうようなシールを貼っているわけですね。
(セールを見せる)抗菌をしましたら。こういうものを市民の方から目で見ていただくということによって,安心につながると思いますので,ぜひ前向きに御検討いただきたいと思っております。
2020年9月24日 都市交通委員会
⚪委員(三木しんじろう)
前回の委員会で質問させていただきましたけれども,車両の抗菌加工について,検証と検討をしていただくということですけれども,その後,どうなったのか教えていただきたいと思います。
◯小野交通局高速鉄道部長
地下鉄のほうで回答させていただきますけれども,先日お答えしましたように検討を続けておりまして,ただいま様々な薬剤等,場合によっては試験施工しまして,どのような手法がいいのか,どのくらいのコストでやっていけるのかというのを引き続き検討して,導入に向けて進めております。現在,そのようなところです。
◯委員(三木しんじろう) 検討していただけるのと,実験していただけるということで,一歩進んでいるかなというふうには感じるんですけれども,阪急神戸線と近鉄がやられているということで,やっぱり公営交通事業としては,やはり先頭に立って市民の方々に安心して乗っていただくためには,いち早くやっていただく必要があると思いますので,これまだ検討段階ということですけれども,ぜひ実行していただいて,もし実行するのであれば車両にシール貼っていただいて,これは抗菌処理してます,加工してますというふうに,分かりやすく目でも見えるように,また対応をしていただきたいというふうに思っております。以上です。