2020.12.01 都市交通委員会が開催されました。

 

2020.12.01 都市交通委員会が開催。

都市交通委員会が開催され、10:00から18:00までの長丁場で多くの議論がありました。

委員会の中での発言になります。

2020年12月1日開催 都市交通委員会

令和 2年都市交通委員会(12月 1日) (kensakusystem.jp)

 

(交通局-次期経営計画・市民からの意見の集約について)

三木:次期経営計画の策定は、この赤字の状況とコロナの影響で減収が見込まれるという中でかなり重要だと思っている。

その中で、「お客様の行為を経営改善のため、これ重要な資源として捉える」ということがうたわれている。公営交通は税金と御利用者の方で支えられていると思うが、この利用者の方々からの声を、どのように積極的に取っていただくかっていうのも重要だ。

今後パブリックコメントもされるということだが、神戸市全体に言えることだが、なかなか現状では意見を集められないという問題がある。

交通局として御利用者の方々からどのように、この次期経営計画について、意見を集めていくのか、このあたりを聞きたい。

中村交通局副局長:次期経営計画につきまして委員ご指摘のように、パブリックコメント、これは市のやり方でやるが、それ以外に市民意見をもっと反映できないかということはこれまでの委員会でも、指摘いただいているところである。

例年、交通局において、市バス地下鉄のアンケートというのをやっている。

このアンケートを活用し、次期経営計画について意見をいただきたいということで募集したところである。

アンケートは、約2500来ており、今年のアンケートについて先日締め切ったところで今集計をしているところである。

次期計画については、項目を設けており、その辺を反映したいと考えている。

また日々、市バスでは「お客様ハガキ」地下鉄におきましては、ボックスを置き取り組んでいるところである。

この市バスのアンケートについては、今まではハガキに書いていただくということでやっているが、最近は非常にスマホ携帯をご利用し、交通局のホームページに直接Eメール等をいただく場面もある。

そういった中で、市バスの用紙に「QRコード」を付けて、「QRコード」で読み取っていただければ交通局のご意見欄の方にすぐアクセスできると、そういったことを今月から始めたいということで取り組んでいる。

三木:積極的に取り組んでいただけるということで、これが活用されることを期待しているが、この続きとして、車両の空きスペースなどを利用し、例えば乗車利用されている方々のご意見・こういうことを改善・こういうふうに変わりますよといった交通局の前向きな周知やご案内っていうことをしていくべきだと思う。

様々な情報があり、当然、次期の経営計画から交通局は変わっていくと思う。

その点も踏まえて、ご意見をいただいた方々にもその結果やどういうふうに変わっていくのかっていうのをご案内するっていうような考えが良いと思うが、スペースもあることからやっていただきたいと思うがどうか?

中村交通局副局長:市バス地下鉄とも、いただいたご意見、ご意見を頂戴した方には、一件一件、もちろん丁寧にお答えしているが、委員指摘のように、それ以外の方にもご意見をいただいたものに対してどういうふうに交通局として改善していったかということを、これからそういった取り組みを推進する必要があると考えており、例えば神戸市営交通局のホームページ等で、いただいたご意見を、こういうふうに改善いたしましたというふうな形で発信していけるように取り組みたいと考えている。

三木:ホームページの活用とかQRコードの活用もぜひ進めていただきたいと思う。

「安定的な経営を支える基盤の構造」の中に、駅ビジネスのことについて触れている。現在は交通振興に任せしているところもあると思うが、駅の空いてるスペースで何か収益源となるもの、今後変わっていくものが何か考えがあれば教えていただきたいと思う。

中村交通局副局長:地下鉄の三ノ宮駅改札を出たところ、また改札の中でも色々な店舗展開をしており、金融機関のATMこういったことも展開している。

時代の非常にスピードの速い変化と共に、限られたスペースをより有効活用するために、新しい形で収益案件を持ってくる必要があると考えている。

三木:今後広げていただき、収入源を増やしていく必要があると思う。

交通振興に全て任せてるわけではないと思うが、仕事を取っていき、自分たちでできるところはやはりやるべきだと思う。

乗車率が落ちてるわけであり、収入をできるだけ上げることを考えていただきたい、策定に向けて取り入れていただきたいと考えている。

それと他局との連携ということで、都市局の説明でも県庁の再整備というような話が出ており、その2025年に県庁の整備があると、これは神戸市と県と検討会を行っているわけだが、「都市再生緊急整備地域の拡大」を行う構想がある中で「公共交通の機能を充実させる」というような文言が入っているが、県と市の協議されている中、交通局としては何か動いているか?

中村交通局副局長:地下鉄の西神山手線は県庁前が直結駅であり、直結する通路等もあるので、今委員指摘の、県庁周辺の再整備に当たっては、情報は入っているので、私どもとしてもし慎重に検討していきたいと考えている。

三木:バス事業も積極的に路線の方も、これから再整備されるということですから、注視していただきたいというふうに思っている。

北神線のことについて聞きたい。

この北神線が「市営化」されることによって、私は大胆な案を考えていただきたいというふうに考えている。

例えば、自転車を載せることができるような車両を作るとか、三宮から谷上の方に自転車を載せて谷上の方でサイクリングしていただいて、また都心に帰ってくるとか。

そういったことも市営化したなら出来るのではないかと。

大胆な何か取り組みというか、そういうことも考えていく必要があると思うがいかがか?

中村交通局副局長:北神急行の市営化が6月スタートしており、やはり神戸電鉄と連携してお客さんを増やす、また街づくりをするとこういったことは私ども非常に大きな使命だと考えている。

その中で今委員のご指摘のことも、交通局の中でも意見も出ており、実際にやるとすればどんな問題があるのか、そういったことも引き続きいろんな意見を局内で議論していきたいと考えている。

三木:ぜひ検討していただきたい。

今の自転車利用人口は、かなり増えてきておりますし、雑誌などに掲載され、他都市からも来ていただける今後可能性があると。神戸のことを知っていただくチャンスで、また都心に降りてきていただいて、建設局は駐輪場を整備するとなっているので、駐輪場に置いていただいて、また神戸の町で食事をして帰っていただくというような、そういう新たなプランというのも大切だと思っている。

話は戻るが、次期経営計画はかなり重要であり、5年計画というようなこともあるが、中期的、そして短期的な目標も立てていただきまして、進めていただきたいと思う。

他の審議会や有識者会議でも色々な意見が出ていると思う、正反対の意見も出ているし、多くの意見が出ている中でしっかり精査していただいてまた、先ほどの市民の方々の意見約2500件集まっているということであり、ぜひお聞かせいただきたいしお見せいただきたいと要望して終わらせていただく。

(交通局-学園都市駅前の雨漏りについて)

三木:学園都市駅前の雨漏りについて、この修繕についてお聞きしたい。

バスを待っておられる方、そのバス停の屋根の下でも傘をさしているという。それぐらいひどい状況だが、その後どうなったか教えていただきたいと思う。

大岩根交通局自動車部長:ターミナルの上屋から、雨漏りがしていると通報があり調査をしたところ、その上屋の樋に落ち葉等のゴミが堆積しており雨水を通す機能を果たしてないことが判明したので、10月に樋の清掃を行い堆積物を撤去した。

この不具合については老朽化が進んでいるということで、現在都市局並びに建設局と改修の準備を進めており、予定では来年1月に改修工事を開始し、今年度中に工事を完了すると聞いている。

三木:人口減少が進んでいる神戸が魅力ある郊外の街作りをする上で、この市営地下鉄の駅前のインフラ整備はとても重要なことであるし、このような状態は問題だと思っている。

他の駅前でこれ同じような状況があるかや老朽化の調査をやられているのかどうかを聞きたい。

大岩根交通局自動車部長:調査については駅前のいわゆるターミナル以外にも、各バス停には上屋がついて1年に1回程度はいわゆる支障はないかどうかっていうのをチェックしているが、駅前で雨漏りはしているかまで調査していなかった、今後そういう意味で、駅前の方の具合についても調査していきたいと思う。

三木:お願いしたい。

それでやはり部長も先ほどの、違う答弁で「市民の方への利便性」ということの言葉があったが、この話をしたのが、8月の末である。

なんでこんなに時間がかかるかということである。他局のこともあるかもしれないが、もう少しこれ早くやるべきだと思う。

抗菌加工に関しても、私が7月7日の常任委員会にも話をしている。

これ何ヶ月経ってるんですかということである。

こコロナの感染者が増えて第三波というふうに言われている。

これなぜこんなに遅いのか、ご説明いただきたい。

小野交通局高速鉄道部長:抗菌加工の遅れについての理由だが、製品が出た関係で各商品ともウイルスを消滅させるというはうたっているが、それそのものがどうやって証明するかということと仕様書そのものをどういう形で書くか、どういう形で発注するかということに少々時間かかっており遅れたところはある。

一応公正な形で仕様書を出来上がり、競争原理を働かせた上で、今まさに業者選定しており、ほぼ適正な試験、本当に効果があるのかどうかの試験を踏まえてバスも地下鉄も施工段階に入っている次第である。

いわゆる上屋に関して、なぜ10月までかかったのか、現場には行ったが、なかなか原因がつかめなかった。大雨の日に調査した結果その樋の詰まりが原因だということだった。

数か月かかるものかどうかということに関して、今後もう少しスピード感を持ってできるようにしたいと思う。

三木:抗菌加工については、他の民間の会社もやられてる。

私は、公営交通だからこそ、民間より早くやるべきだと思う。

研究も重ねていただいてやっていただくということだが、これはもう早急に進めていただきたい。

屋根の件だが、何ヶ月もかかるっていうのは、雨漏りしてる上、面積が広いわけでもない。やる気があればできると思う。やはり調査も含めて、もう率先してやっていただきたいと思う。どうぞよろしくお願いいたします。

(都市局-県庁周辺再整備について)

三木:県庁周辺の再閉整備について聞きたい。このエリアは神戸市にとっても、市立の学校があり、重要なエリアだと思っているし、この県庁周辺の再開発に関しては、どういったスケジュールや予算、そういったものは、今具体的に出ているのか、事業者に関しても含めて聞きたい。

中原都市局都心再整備本部長:まずスケジュールだが、県の方が表明されておられますのは、全体の流れとしては耐震性が不足している県庁舎の建て替えを先行させるというふうに聞きをしており、具体的に言いますと1号館庁舎の南側に空地があり、先に新しい庁舎を建てて、そこに今の1号館と2号館の集約をして、その後に2号館と県民会館の部分も含めて民間の力を活用したにぎわいのゾーンを作りたいとそういう段取りでいる。

まずその庁舎の方が先行して、民間の方が後になるというのが県庁舎全体のスケジュールイメージである。

庁舎の方の完成の時期は2025年度頃を目指すという話は聞いているが、その通りいくかどうかというのは今後いろんな事情があるかもしれない。

三木:コロナの影響で三宮の再整備もいろいろ影響を受けていると思うが、検討会の中で、例えば事業者、民間事業者への影響というのは何か話の中で出てきているのか。

中原都市局都心再整備本部長:今回ゲストスピーカーという形で、県市のメンバーの中に民間のいろんな情報を持ってる数名から御意見をいただき、今現在コロナで影響を受けている業種はある。

例えば、ホテル、インバウンドを主力としているようなホテルは非常にお客さん少ないということもある。

ただオフィスについても、テレワークが今後浸透していく見込みもあるが、オフィス自体も一方で集まって議論をして仕事をしていくということはなくなることではないので、その集まる場合は今まで以上に密を考慮しなければならないこともあり、逆に面積がいるのではないかというような声もお聞きをしている。

先ほど県庁の話のスケジュールの話を申し上げたが、三宮再整備もそうだが完成でいうと、5年、6年、7年ぐらい先の話になってくるので、ホテルの需要といったものも戻って来ると言われている方おられるし、それはどうかなという方もおられたりするということで、見通しは非常に難しいとは思うが、三宮・県庁含めて元町あたりのは、ポテンシャルがあるというのは一定当然あるので、それらの地区のその特性を見誤らない開発を考えていき、回遊性を強化してつないでいくということができれば、我々が目指すその都心全体の活性化ということに繋がっていくのではないかというのが今現在の我々の感触である。

三木:最初に言ったが、再開発の県庁周辺だが、神戸市立の中学校・小学校もあり、当然通学路にも関わるっていうところから周りの住民もかなり気にされてるとこだと思う。県庁の再整備は当然神戸市にとっても大変重要だと思う。

今後検討会が12月に行われ、年内にある程度の取りまとめをされるということだが、今後神戸市のこの携わり方をするのか、どのように関わっていくのか、県がある程度進めていって、神戸市がこう意見を言ってやっていくのか、それとも互いがもう、がっつりと、やっていて街作りを行うのか、その辺のところを教えていただきたい。

中原都市局都心再整備本部長:三宮の構想・県の周辺の構想それぞれ県市が主催で、検討する場というのを作っているが、互いの幹部がそれぞれに出席をして、情報も聞いて意見を述べてるのが一つである。

それに加えて今回、検討会を設け、もっと突っ込んで互いの情報をお互い共有をし、開発の方向性や回遊性をどうしたらいいかということをまとめたのが今の状態なので、これについては年内を目途に取りまとめをしたいと思う。

その後の展開については、それぞれで開発をどう進めるかということと関連するので明確にこのメンバー入ってということまでは決めていないが、今回こういう会議をやったことで今まで以上に県市の連携というのが深まったという実感がある。

これからいろんなお互いの動きの中でそれぞれ県なら市の意見、市なら県の意見をきちんと拾っていける、あるいは調整していけるということを十分できると思っているので、これからの進め方の中でそういったことで情報共有とか意見交換、あるいはその意見の申し出をしっかりやっていけると思っている。

三木:三宮の再整備とともに、この県庁の再整備も合わせて市民にこの一体となったようなプランを示していただきたいっていうのが1つ。

あと、神戸市民にも、意見を聞くような、パブリックコメントなどしていただきたいと考えている。

この県庁の再整備全体の未来像みたいなものが載っているが、何ができるか全く分からないが、ウォーターフロント・三宮周辺と同じような二重三重の同じような店舗ができたり、どこに行っても同じような店舗が並び、場所だけが違うような再整備でしたらあまり意味がないと思う。その辺も踏まえ、是非、県と市と民と連携していただいて、また委員会の中でも積極的にご報告していただきますように要望させていただく。

(都市局-新長田駅の南地区の再開発事業について)

三木:新長田駅の南地区の再開発事業に関わる有識者会議について聞きしたいと思う。

私自身も結論を急いで今年中に結論を出す必要はないというふうに思っているわけだが、まだ全ての事業が2023年に終わるということで、また終わった後にも検証していく必要があると思う。

私はこの新長田の再開発事業エリアに行かせていただき、地域の方からお話を聞かせていただいた。

新長田駅の南地区の再開発事業に関わる有識者会議が今年度中には結論を出すということで神戸市が幕を引いてしまうのではないかという声もある。

2023年に事業は終了をするわけだが、当然この地で商売や生活をしている方々にとっては、事業終了後もこの大きな課題が残る。

震災後の住宅の確保とか人口が増えたことに関して私は評価できると思うが、現状は空き店舗が多く、管理費の問題もある。

事業に関する検証は2023年に完了した際に当然行うべきであって、今後このエリア事業の活性化や管理費の問題、これに関して有識者会議を継続するとなど、何か新たに開くとか、また都市の事例とか、新たなこのプランを専門家によって提言をしていくいただく必要があると思っているが、これについてはいかがか。

手塚担当局長:新長田駅南地区の災害事業の検証だが、令和2年の7月30日に全体事業収支見込みを公表させていただいた。

その後、有識者会議を3回開催、当初、11月に3回程度で検証報告書を取りまとめる予定と考えていたが、検査内容が非常に多岐にわたることと、それから委員会においても活発に利用、議論いただいているというようなことも踏まえて、今度12月の11日に第4回有識者会議を開催させていただこうと思っている。

第4回の有識者会議では、当然事業の事業再開事業の継承のまとめは行い、それ以外に今後の展望ということで、例えばその事業の教訓を生かすとか、それから新長田のこれからどうするべきかというような、今後の方向性みたいなものも御議論いただくというようなことで考えている。

その上で検証報告書をまとめていきたいと後、具体的な取り組みというようなことも、新長田合同庁舎連携会議とかもでき、そういうもので逐次できるところから具体的な取り組みを進めていく考えである。

今後のその活性化とか、管理費の問題とかそういうようなところの有識者の先生方の知見を生かしてというような話であるが、今回の有識者会議の委員の先生には、新長田の駅南地区の現状は非常によく御理解いただいている新長田の活性化のために今後とも必要に応じて助言やアドバイスをいただきつつ、具体的な取り組みをしていきたいと考えている。

三木:今、話に出た長田区の新庁舎で今後は長田区新庁舎や今後、兵庫県立大学、兵庫県立教育大学サテライトキャンパス、兵庫県立衛生学院など、これ地域の皆さん大変期待されてる。

とはいえ、今現在所有者の多くは、先程言ったように管理費の問題、それと固定資産税これは上がったわけだが。それともう一つは、高齢化が大変進んでいるということである。

なので、これも早急にしていただきたいといろいろ神戸市も寄り添っていただきたいと神戸市自身も約181億円の床を持っているわけである。

これ赤字が326億ということだが181億売れてないわけである。

当然足した分が赤字になる可能性もあるわけである。

今はほとんどが賃貸ということを聞いているが、そうした中で行政としてもやはり若い世代をこれさらに呼び込んでいただく、住み続けていただいて、子育てをしていただくことが大変重要だと思う。

で、先程言ったように、学校が来ていただくことによって、若い方が来ていただいて、店舗も空き店舗が埋まる可能性もあると思うが、当然これビジネスなので地域の方も頑張っていただかないと駄目だと私も思うが、行政と地域が共に街づくりをしていたいかなければならないとも思っている。

この点について教えていただきたい思う。

手塚担当局長:にぎわいや活性化の観点、それから管理費の関係、こちらについても有識者会議で議題に上がっており、その現状の課題やどういう方向でやっていこうかというようなことも行い、まとめていこうと思っている。

それから保留床、181億円の保有、これを売れたとして326億の収支差というようなことであったが、これもこれまであまり積極的な売却のPRをしていなかったので、今借りている方に取得の可能性はありますとか、それから空いている店舗のところに、ここは売り物件というような表示でありますとか、それからサブリースしている事業者の方にホームページに載せるだとか、いろいろ売却のための工夫はしていくと思っている。

学校の方は、事業令和5年度の完成という形で今動いている。

それまでは当然事業通じているので、我々は地域の活性化に向けて、取り組んでまいりたいと考えている。

三木:事業の検証案の事業の効果というページが42ページにある。

税収効果についてだが、これ「令和55年には約79億の税収増を見込んでいる」というこういう資料を出している。

例えば令和55年ということになると、これ誰も確かめられないというようなことだと思う。当然こういう資料を作っているわけであり、神戸市は責任も僕あると思う。

地域の方に話を聞くと、やはりこの再開発事業が行われることによって「コストのかかる街になってしまった」と。

それと、管理会社の問題、「町が分断してしまった」というようなご意見があるわけである。

管理会社賛成の方と別に反対の方と、二つにわかれてしまったということである。

私自身は先程答弁あったが、有識者会議この方々が、もうご存知になったということで次のステップに進んでいき論点を変えていただいて、今後の新長田のことについて議論や提言も行っていただきたいと強く要望させていただきたい。

(住宅都市局-第3次市営住宅マネジメント計画(案)に対する市民意見募集について)

三木:エレベーターを新たに設置する建物に関しては、家賃が上がるのか?

松浦建築住宅局担当部長:エレベーターがつくと基本的に家賃が少し上がることになると思う。

三木:家賃が上がることも書くべきではないのか?

それと1有効活用のことだが、「転活用」ということが何度も出てくるが、この辺がどのお様にニーズを捉えて把握するのか、どういうふうに転活用するのか?

例えば、建物をそのまま貸すのかそれでリフォームして、そのニーズに合わせるのか。

この辺の説明も足りないのではないか?

松浦建築住宅局担当部長:まだ具体的に細かく決まっているわけではない。

例えば、現在押部谷等で行っている社宅活用といった転活用しているものがあり、共同複数の方で一緒に入るような住宅になっており、そのままではちょっと使えないということがあり、中をリフォームするような形でやらしているような案でありますとか、また若い人に入っていただくような転活用ならば、少しその間取り的なもの、まだ案であり、具体的には決まっていないが、そういったことも検討しながら転活用、活用ニーズの把握という点については、その辺りは広く周辺の企業等意見を聞きながら進めていきたいと思っている。

三木:若者世帯を呼び込むには、水回りの高さの問題など色々なことがあると思う。

こういうことも研究していただきながらですね進めていただくのが重要だと思う。

それと、先程も言ったが、今回のパブコメに関して市民へ提供する情報量少ないと思う。

これで市民の方々から情報得るのはなかなか難しいと思う。

例えば今の話もそうだが、エレベーターを新たに設置することによって、家賃が上がるのならば、しっかりと書くべきであり、その辺もちょっと改めて検証が必要かと思うがいかがか?

根岸局長:今回はかなり大方針的なものをまとめさせていただいておりますので、パブコメこれでさせていただきたいというふうに思っている。

ただ家賃が上がるという当然あの関心事だと思うので、いろいろ地元の方にご説明するときは当然漏らさず、そんなことをさせていただきたいと思っている。

三木:しっかりその辺は示していただくべきで、その上でパブコメをやっていただくのが筋だと思う。

だからそれやるからこそ、やっぱり良い意見や具体的な意見が集まると思う。

これを私は要望しておくので、検討お願いしたい。

(都市住宅局-市民意見募集について)

三木:意見募集の件だが、今日聞いて明日出すのは、ないと思う。

やはりこれありきで、この報告事項に出し、誰も修正する気がなく、このまま出しますっていうことはおかしいと思う。

やはり議論の中でこれだけ意見が出ている中、検討を行い、意見募集を行うべきだと思う。その点いかがか。

根岸局長:我々としては大きな方針を書いているつもりで、これで行かせていただきたいなというふうに思っている。

三木:意見募集の件だが、やはり、この時期に聞いて明日出すというのはないと思う。

この時期に報告事項で出してきて、修正する気がないというのは、おかしいのではないか。

やはり議論の中でこれだけ意見があって、変えていき意見募集を行うべきだと思うが、いかがか?

根岸局長:我々としては大きな方針として出しているので、これでいかせていただきたいと思っている。

三木:やはり出す時期をもう少し考えていただきたい。

これだけ議論の中で意見が出ているわけですから。

先程の答弁ではこれで終わらずに変えていくということだが、

今後は少し余裕を見て出していただき、良いものにしていただきと思う。

根岸局長:まさに明日からという少し失礼な出し方になっているところもあるかと思う。これについては後に修正させていただくということで、勘弁いただきたいと思う。今後はそのような意見をきっちりと受け付けていきたいと思う。